お知らせ

岐阜県のリサイクルセンターを見学しました

平成22年7月3日(土)に岐阜県清掃事業協同組合様のリサイクルセンターを見学させていただきました。盆正月の休みも、ままならない組合員も多く、参加人数は8名と少数でしたが、大粒の雨の中、一路岐阜を目指し堺市を出発しました。ゆったりした貸切りバス、渋滞もなく約2時間余り、目的地の岐阜県安八郡輪之内町・輪之内工場へ10時過ぎに到着しました。こちら岐清協様では、年間300人以上の見学者があるそうです。

容リ法対応再生プラスチック施設 輪之内工場見学

 

一般家庭から排出される容器包装プラスチックの内、体重比で約60%がPP・PEで占められ、これらの性質が類似している事から、リサイクル可能ではないかとの考えで立ち上がった画期的な工場。平成12年全国初のマテリアルリサイクル(材料リサイクル)の手法を用いています。午後から三輪工場(岐阜市三輪)へ伺い、発泡スチロールのリサイクル処理システム等を見学しました。

 

「排出された廃棄物が分別・加工され原材料となり、その材料を使用した製品が出来上がる。出来上がった製品が世の中に戻り、その製品のもつ品質に応じた相応の価格で流通していく事が出来る。」廃棄物処理としてのリサイクル、岐清協様のこのメッセージに接し、今日までの並々ならぬ努力と信念に感じ入り、身の引き締まる思いでした。また岐阜市民のゴミリサイクルに対する、意識の高さや協力の様子を垣間見るなど、数時間の見学でしたが貴重な体験となりました。岐阜県清掃事業協同組合の皆さま、有難うございました。